年賀状ストレス


 年の瀬になると、いろいろ頭の痛いことがあります。
 私にとって、その筆頭が「年賀状」の準備・・・


 友人関係の年賀状交換は、もう何年も前からお互いに止めていますが、でも、友人の中には「年賀状発送こそが年末年始最大の楽しみ!」という感じに力が入っている人もいて、(子供が小さいとどうもそうなるらしい・・・)、こうした人々には、やっぱりこっちからも出さねば失礼になりますよね〜(~~;)
 せっかく出してきてくれてるんだし・・・


 問題なのは仕事関係者への年賀状で、これは止めるわけにいかないから、睡眠時間を削ってでも書かねばなりません。
 同じような文面を、何回も何回も流れ作業式に書いて、さらにあて先住所も「手書き」にした方がいいから・・・ということで手書きして、誰に送ったかリストにチェックを入れて漏れがないようにするわけですが、これを夜中に何時間もやると、翌日は確実に肩こりと頭痛に悩まされます。 でも、どんなにしんどかろうが、面倒臭かろうが、やらねばならないわけですね・・・これが。


 そう、この「やらねばならない!」という、この気持ちが、結局はストレスの素なんです。


 だったら、そんな義務感からではなく、「年賀状書くのって楽しいなぁ〜♪」「年賀状書けて、あぁ〜シアワセ!」「年賀状書きこそわが至福☆」・・・などと自分をマインドコントロールしながら書けば、しだいに本当にそんな気になってきて、どこにもストレスなんか感じなくなるのかもしれません!
 年賀状を書ける相手がいるシアワセを、もっと噛みしめるべきなのかもしれません!


 うぅぅぅ・・しかし、どんなに自分に言い聞かせようが、年賀状書きは面倒臭いのであります。
 できることなら、年賀状というものは、この地上界から消えてほしいわけです。
 年賀状を送ったかどうかくらいで、お互いの関係を測るのを止めてほしいわけです。


 え? 「だったらお前さんから止めれば?」・・・って?
 ハイ・・・そうなんですよ。そう、本当にそうなんです。
 でも、私ときたら、非常に臆病で、世間体がまだまだ気になる上、すぐ自己保身に走るタイプなもので、自分からはなかなか「や〜めた!」…が、できないんですよね・・・
 「失礼、無礼なやつ」と思われるのが、とっても辛いんですよ・・・
 だから、こんなに「イヤ」だと思っているのに、毎年「年賀状」をせっせと書いてるわけです。


 たぶん、ストレスの本質は、こういう自分自身への自己嫌悪なのかもしれませんネ・・・
 ふぅ〜


    (文責:ゆう)