ほん怖


今日は、フジテレビが月曜19時に放映している「ほんとにあった怖い話」、通称「ほん怖」について述べます。
正直、私はこの番組が怖いのであまり見たくないのですが、子供が見たがるもんで・・・(泣)
また、「はい五郎さん」というお決まりの台詞は流行語大賞にノミネートされるかなぁとひそかに思っていたんですがなりませんでしたね^^;


さて、番組のレベルはともかく、命は永遠という事実を世に知らせるというだけでも、意義はあると思います。
しかし、おどろおどろしい音楽や効果音を用いて、いたずらに恐怖感を煽るような演出には感心できません。


霊といっても、肉体がないという以外は、私たち人間と変わるわけではありません。
なぜなら、私たち人間が死んで(肉体を脱いで)霊になるからです。
(厳密にいうと、人間は霊の一種です)


ほとんどの普通の人が怖くないように、普通の霊は怖くはありません。
もちろん、人間の世界にもヤクザとか怖い人がいるように、怖い霊もいますが、その割合はわずかなものです。


ですから、恐怖感を煽る演出によって、「霊とは怖いものなんだ」という先入観が植え付けられてしまっては、霊に対する正しい認識を持てなくなってしまいます。


余計な演出抜きでも充分番組として通用すると思いますので、スタッフの方はどうか宜しくお願いします。


最後に、この番組で使われている音楽や効果音も確かに怖いのですが、
なんといっても一番怖いのは、子供たちのリアクションでしょう(笑)