少年の事件


17歳の少年が、母校である小学校の教諭を殺傷しました。


すると、待ってましたとばかりに実家の母から電話が・・・


うちのやや登校拒否気味な子も、「将来そういう犯罪を起こしかねないから、しっかり躾けなさい」・・・・・・という、なんともアリガタイ御忠告でありました。


まったく、わが実家の母という人は、「登校拒否」も「アスペルガー症候群」も、み〜んな「将来犯罪を起こしかねない危険因子」と思っているんです・・・
そして、孫が「登校拒否気味」だったり、「アスペと診断されている」ことを、非常に「不当」で「恥ずかしいこと」だと思っています。
「登校拒否」なのは、「母親の育て方が悪いから」、または、「学校の先生が悪いから」・・・であり、「アスペ」などという診断がついたのも、やっぱり「母親の育て方が悪いから」だと頑なに思っています。
そうやって娘(私)を追い詰めることで、まるで自分自身の精神的均衡を保っているんじゃないかと思えるほど、まったく不当に、いつもいつも母は私を責めます。


・・・まぁ、私自身は母から毎度責められることには慣れているので、もういいんですが・・・でも、今日の電話には、うちの子は傷ついてました。


母ときたら、本人にまで言ったんですよね。
「あなた、そんな風に不登校なんかしてたら、まわりの人が、あなたを危険だと思うから、もっとちゃんとしなさい!」・・・などと。
うちの子は、しばらく黙り込んでました・・・
・・・・・・・・・
はぁ〜・・・・溜息・・・




お母さん・・・ねぇ、もっと大人になろうよ…
大人の分別ってものを持とうよ〜〜


ん?


大人になるべきは、私の方ですか?
・・・ふむ、まぁ、それはそうなのかもしれませんが…
結局変えられるのは自分だけですし、他人に「大人になれ」と思ったり言ったりする場合、自分自身が「大人になれていない」ことも多いわけで…


      (文責:ゆう)