ニューズレター32号を読む


「心の道場」さんから、ニューズレターの最新号が出ました。


私は以前から、ここ発行のニューズレターには「違和感ありまくり」で、読んでいるうちに血圧が上昇、ムカムカしてくることが多々ありましたが、今回の最新号の内容には、「ムカムカ要素」よりは「トホホ&アレレ要素」の方が目立ってきたなぁ・・・という印象を持ちました。
良くも悪くも、「心の道場」さんらしい説得力に欠けているというか、「ちょっとエネルギー切れしてる?」・・・って思えたりして・・。


これまでの彼らの対応から充分予想できたように、昨年11月からの有希掲示板をめぐる騒動についても、一切言及がありませんし、遠まわしな表現すら見当たりません。


あの「表裏掲示板」発覚以来、ネット上で「心の道場」のあり方が盛んに議論されてきたことなど、彼らにとっては「まるで別次元での出来事」なんでしょうか。
「霊的に低い人々」が、何ゴチャゴチャ言ってるんだ・・・って感じですか?


今は、とりあえずセレ氏が出した質問状への返事を待っているところですが、今回のニューズレターを読んでいると、ますます普通に回答していただける期待は薄まってきましたね〜
少なくとも私には、この方たちには何を言っても通じないような気がしてならないです。




・・・それはともかく、突っ込みどころはいろいろあるんですけれど、なにしろ文章全体に、いつものような強引なまでの「力」が感じられないので、こちらもいささか拍子抜けしてる・・・というのが正直なところです。
まぁ、「パワーダウン」しているとはいえ、「思考の硬直」や「押し付けがましさ」「強烈な選民意識」「なんちゃって高級霊ぶりっこ」・・・といった、「心の道場の基本姿勢」は揺るぐことなく健在ですが。




さて・・・それで、今回私が特に「??????」と、?マークが頭上で点灯した部分は、まずは次の引用文の項目全体でした。

最も高次元の霊的立場は“神”であることは言うまでもありません。神と人間の間には明確な霊的上下関係が成立しています。それと同様に人間同士の間で愛の関係を築く場合にも、霊的上下関係が明確でなければなりません。お互いが物質世界という平面的な場所にいても、霊的な上下関係を見極めることが必要となります。それが愛の関係成立のための“前提条件”となるのです。
   (ニューズレター32号「3.愛の世界の出発点――愛の関係成立の前提」より引用)


「神と人間の間には明確な霊的上下関係が成立しています。」


・・・ま、それはそうですよね。


でもさ、


「それと同様に人間同士の間で愛の関係を築く場合にも、霊的上下関係が明確でなければなりません。お互いが物質世界という平面的な場所にいても、霊的な上下関係を見極めることが必要となります。それが愛の関係成立のための“前提条件”となるのです。」


・・・って、これはどうなの?
おかしくありませんか?
フツーに考えて、おかしくありませんか?


まずもってですよ、「霊的上下関係」って、何ですのん?
「明確でなければなりません」って、じゃあ、誰がそれを「明確」にできるんですか?


あほかいな!


「霊的な上下関係を見極めることが、愛の関係成立のための“前提条件”」ですって?


はぁぁぁぁぁ〜〜〜!?
マイク投げて踊りたくなるよ、まったく!


あまりにも「くだらない」内容なので、本当はいちいち感想を言う気もありませんが、でも、世間には、このくだらなさにウカウカ騙されてしまう人も存在するので、一応書いてるわけですけど、でもねー、もうバカバカしくて相手にしてられないですよ。


人を愛する時に、いちいち、「この人と私は、どちらが霊的に上か下か」なんて考えますか?
心の道場さんの言うところでは、その「上下関係の見極めは必須」ってことになりますが、それって、どう考えてもイビツな精神活動なんじゃないの?


誰かを愛する場合に、瞬間的に自分と相手の「霊的偏差値」を測定するんですか?
どこで?
自分の脳内で?
それとも守護霊様にお伺い?
あるいは、「私はシルバーバーチの霊訓を10回読んでるから、無条件に霊的偏差値は70以上確定、判定Aランク♪」とか?


あ〜〜まったく、アホくさいわ。
上下にこだわってる時点で、どう考えてもオカシイわ。




他にも、

 「多く与えれば多く与えられるという法則」は、どこまでも「霊的真理」であって霊的次元の事柄に適用されるものです。物質次元のことにストレートに当てはまるものではありません。与えれば与えるほど豊かになるのは、霊的次元のことであって、物質的なもの・金銭的なものではないのです。摂理に合った無償の生き方をしていれば、最低の物質的条件は保障されるようになっています。しかし、それは物質的に豊かになることを意味しているわけではありません。
 何のために必要以上の物やお金を手に入れようとするのか、その動機をチェックしてみれば、自分の浅はかさに気がつくはずです。物質的に豊かになることは、決して素晴らしいことではないのです。


・・・という文章が、終わりのほうにありますが、これだってハチャメチャな主張ですよ。
ハチャメチャなことを、自信満々に断定口調で言えば真理になるとでも思ってるんでしょうか?


これはね、私に言わせれば、ただの「ひ・が・み」ですよ。
それ以上でもそれ以下でもなく、ただの僻み根性の正当化、それだけ。


必要以上のお金や物が手に入ったなら、その分を社会に還元すればいいだけです。
強欲なのはいけませんが、物質的に豊かであることが「素晴らしいことではない」ことはありませんよ!


どうも、この世の物質的な価値観に縛られてるのは、心の道場さんの方なんじゃないですかね?
ほら、昔よくいた「アンチ巨人」の人が、実は一番「巨人」に心を奪われていたような、あれと一緒ですよ。




・・・・ってことは、「アンチ心の道場」の私も、「心の道場」さんに心を囚われてるってことでしょうか?


おぉーーっと、それはマズイですね〜
では、もうそろそろ、この文句タラタラの感想文はお終いにして、日常生活に戻ることにします(゚∀゚)



追記


心の道場さんへの上記の意見は、あくまでも私「ゆう」個人のものです。
セレフィカ氏は、また別の感想を持ってるので、夫婦そろっての見解だと受け取らないで下さい。
セレ氏まで「マイク投げて踊ってる」わけではありませんので、念のため。