自分で考えようよ


「心の道場」を批判して「カルトだ、カルトだ」と騒いでいる人々の中に、では、「心の道場」の出版物をくまなく読み、ニューズレターも隅々まで全バックナンバー読んでる人って、どれだけいるんでしょうか?


いまや「対・心の道場スペシャリスト」という感じの、Yahoo掲示板で活躍のsdr氏などは、実に根気強く細かい読解・検証をしながら投稿されていますが、どうも、最近雨後の筍のように増殖した「アンチ心の道場」な人々のほとんどは、本当はろくにネットで公開の「ニューズレター」すら読んだこともないのではないか?・・・と思われます。


私は、もうずっと「心の道場」には「鬱陶しいなぁ〜」という思いを抱き続けてきましたが、これでも一応、あそこが出版している書籍は全部購入して、しっかり読んでます。
ホリスティック栄養学の本だって持ってるくらいです。
当然、ニューズレターだって、何度も繰り返し読んでます。
その上で、「私は、この人たちの考え方は、オカシイと思う。異常だと思う。受け入れられない。」と、判断しています。


自分で決めてるんです。


誰かが、「心の道場はカルトだ」「心の道場は間違っている」と言ったり書いたりしているから、「心の道場」を批判しているわけではなくて、自分で決めたんです。


江原啓之氏に関してもそうです。


スピリチュアリズムを知る人々の中で、江原氏のことを批判する人は、ネット上でも多く見かけます。
しかし、この点についても、随分いい加減なものだと思うんですよね。
いったい、江原氏の出版している書籍を、どれだけきちんと読んだ上での批判なのか、かなり疑わしいと、私には思えます。


まずだいたい、江原氏のことは、TVに出演している姿だけで判断しても、多分的外れになると思うんですよ。
TV出演は、あくまでも彼の「広告」というか、名前を売る為の手段のような気がします。
本当の目的は、そうして名前を知ってもらって、その上で「本」を買って読んでもらうことにあるんじゃないでしょうか。
ですから、もし江原氏を批判するのであれば、最低限彼の出版書籍は数冊読むべきだと思いますし、それら書籍の中でも、彼がもっとも力を入れて執筆している「硬派」なものを読んで判断すべきでしょう。


以前にも書きましたが、私は、江原氏の本はほとんど持ってます。
(実を言えば、セレ氏の書籍コレクション癖のお蔭で、スピ系の本は、我が家には相当数積み上がっているわけなんですが・・・)
その上で、「水晶のオマケなんかくだらね〜な」と思ったり、「念のこめられたシール? なんじゃい、それ?」と思ったり、いろいろ批判する気持ちもあったわけですが、でも、トータルで考えて、私は江原氏を支持しています。


だって、江原さんって、「まとも」だもん。
ちゃんと本を読んだら、よく分かりますよ。
凄く「まとも」な人ですよ。
変人奇人宇宙人なんちゃって高級霊からジバク型厨房まで各種取り揃ったスピ界にあって、江原氏くらい「まとも」な人を探すのは、ちょっと難しいですよ。
この事実の重さは、「オーラの泉」や「天国からの手紙」に感動して涙してるだけの人には、分からないかもしれないし、逆にあれら番組を見て「インチキ」「トンデモ」と短絡的に判断する人には、もっともっと分からないでしょう。




さて、私は何を言いたいかと言うと、要するに、肯定するにしても批判するにしても、対象を表面的にしかなぞらずして、他人の意見に左右されて決め付けることの、愚かさと危険性なのです。


「心の道場」が好きだろうが嫌いだろうが、「江原啓之」が好きだろうが嫌いだろうが、人が「好き」「嫌い」を言うからそれに右へ倣えするのではなく、あくまでも自分で決めることが大切ですよね。
そもそもそういう姿勢こそが、「スピリチュアリズム」なんですから。


多数派の意見に自分の考えを左右させられるってことは、それはいわば「ファシズム」なんですよ。
自分で考えることを無邪気に放棄した善良な大衆ほど危険なものはないんです。
それは、日常の小さな思考の繰り返しの中で、しっかり認識されていくべきものでしょう。


あと一見矛盾するようですが、自分が下した判断に、頑なにしがみつかないことも大事だと思います。
今現在私は、江原氏を支持していますが、これだって、未来永劫変わらないわけではありません。
ということは、「心の道場」に対する見方が変わる可能性だってあるってことで、どちらに対しても、柔軟に、かつ注意深い視線を注ぎ続けるつもりでいます。


そう!
人の意見に惑わされてはだめなんです!
自分で決めなきゃ!
だからたとえ、「心の道場」を批判する人が99.9%をしめるようになったとしても、「いや、私には必要な考え方だ、私は好きだ。受け入れられる。」と思ったら、堂々とそう言えばいいんです。
自分の責任で選び取ればいいと思います。
江原氏についても同様です。


自分で考えよう。
自分で決めよう。


今年の当ブログの目標は、これでいきます^^♪