模様替え


このブログが、「ゆうだけ」になったので、何年か前に撮った海の写真とタイトルを組み合わせて、デザインを少し変えてみました^^


「海」の写真・・・ということで、ちょっとお話をすると、私は、「海」が見える場所に旅行をするのが好きです。
でも、海で「泳ぐ」ことはもとより、プールで泳ぐことも、大きな温泉に浸かることも、実は「嫌い」「苦手」です。


水が怖い・・・んですよね。
子供の頃から、とにかく怖いんです。
水に顔をつけると、それだけで息苦しくなり、もの凄い不安が襲ってきます。


でも、「海」が見える場所は、大好きなんです。
ですから、撮り溜めた写真を見ても、「海辺」の光景はとても多くて、我ながら面白いなぁ〜と思います。


こういう話を、なんでもかんでも「前世」に結びつけたがる人なら、たぶん私は「前世」に「海辺の街」に住んでいて、何らかの事故で「溺れ死んだ」・・・なんてことにするのかもしれませんが、さて、どんなもんでしょうかね〜(笑)
それはそれで面白いですけどね。




ところで、昨日購入したヴァーグナーのCDは、今夜も引き続き聴いてます♪
いやぁー長い長い、とにかく長い・・・
いつ終わるのやら・・・という感じで、ひたすら長いですね〜『指環』は・・・。


実は今月、ちょっと前に、上野の東京文化会館で上演してたんですよね。
でも、そんな4日、合計15時間?も付き合っちゃいられないよ〜と思ったし(子育て中の身で夜間に連続外出するのは、ちょっと憚られますからね・・・実際)、チケットはそれなりに高価だし、滅多にない機会だとは承知しつつも行き渋っていたわけですが、このCDを聴いてたら、「あぁ〜しまったなぁ・・・やっぱり行くべきだったのかなぁ・・・」などなどと後悔の念が押し寄せてきております・・・はい。
まぁね、4日間も、あの「座り心地の悪い」東京文化の椅子に座り続けたら、たぶん今頃、わが慢性的な「肩こり」と「腰痛」は一層悪化していたかもしれませんが・・・(←負け惜しみ・・?)




それはそうと、「前世」の話ついでに、もう一つ私の「思い込み」を・・・。


私は、これは子供の頃からなんですけど、とにかく「ユダヤ人」が気になって仕方がありません。
私とユダヤ人との最初の出会いは『アンネの日記』で、この本から受けた衝撃がきっかけとなり、その後ずっと「ユダヤ人」や、それを取り巻くヨーロッパの歴史や社会に興味を持ち続けることになりました。


そんなわけで、心のどこかで、でもかなり本気モードで、「私の前世はきっとユダヤ人だ。そうに違いないっ!」・・・と、思い込んでるのであります^^;


で、ユダヤ人といえば、第二次世界大戦中のドイツ、ヒットラー率いるナチス政権による迫害なんですが、ここで哀しくも登場してしまう作曲家が、ヴァーグナーなんですよね・・・。
ヒットラーヴァーグナーが大のお気に入りで、特に『マイスタージンガー』などは、ナチスプロパガンダに都合よく利用された代表的作品でしょう。
ですから、今も「アウシュビッツの生き残り」のような人の中には、ヴァーグナーの音楽を聴くだけで嘔吐してしまったり、気分が悪くなる人は少なからずいるようです。


「私の前世はユダヤ人だ」と思い込んでいる私は、これだけクラシック音楽が好きできたにも関わらず、おそらく「ユダヤ人がらみ」の先入観も手伝って、ヴァーグナーはずっと「避けて」通ってきた作曲家でした。


しかし、さまざまな先入観や思い込みを排除して、素直な気持ちで耳を傾けてみると、ヴァーグナーの音楽は、美しいものですね。


長い長い『指環』のストーリーにしても、「どうせドイツ民族礼賛の話でしょー」などというフィルターを取っ払って接するならば、いつの時代の、どこにでもいる人間の普遍的な物語です。


変な先入観を自分で勝手に持ってしまったがために、これらの作品とまっすぐに向き合うことがずっとできなかったことは、ちょっと悔やまれますが、でも、最近はユダヤ人の演奏家も(それこそイスラエル・フィルのような団体も!)積極的にヴァーグナーの作品をコンサートで取り上げているくらいですから、ただの「思い込み」に過ぎない私に超えるべき壁は無いも同然ですよね♪




アンネの日記 増補新訂版

アンネの日記 増補新訂版

【追伸】げげげ・・・


さっき帰宅したセレフィカさんが、模様替えしたこのブログを見て一言。
「ほぉ〜きれいだねー。海の写真の後光の射しかたが、『心の道場』のサイトと似てるね〜」


えっ・・・えーーーーーーっ!!!!!


そ、そんな、ドン引きするようなことを・・・・・


「え? ぼく、誉めてるんだけど・・?」


あぁ〜〜〜セレフィカさんよぉ〜〜〜あなたって人はぁ〜〜