電波時計


朝の弱い私たち一家を叩き起こすために、「特大のベル音」が鳴り響く「目覚まし時計」を、昨日買いました。


もう10年以上も時計を買っていなかったので知らずにいましたが、最近の時計市場では「電波時計」が主流なんですね〜
その仕組みがあまりに便利なので、ちょっと感動してしまった私です。


電波時計」とは、「独立行政法人情報通信研究機構日本標準時グループが管理運営を行っている標準電波を受信して、時刻及びカレンダーを自動修正する時計」のことで、要するに、時間を合わせなくても、時計が勝手に電波を受信して、正確な時を刻んでくれる時計のことなんです。
小まめに時間を調節しないと、いつの間にか1〜2分遅れてしまう・・・なんてことがないんですよ!
なんと素晴らしいっ!!!
(そりゃ、もちろん電池が切れてしまえば動かなくなりますけど・・・)




そんなわけで、大いに「電波時計」に感動していたら、セレ氏が、「ゆうちゃんは、時計に関してだけは『電波』が認められるんだね〜」・・・などとおっしゃいます。
「そうよ〜時計はこれからは『電波』に限るわよ〜。でも、人間の『電波』はまだまだ御遠慮申し上げるわぁ〜」・・・と、私。


いや・・ね・・人間の『電波』でも、本人が勝手に受信して喜んでる分には無害だし、いくらでも御自由に・・とは思うんです。
でも、その受診した『電波』(御当人たちは「霊界からのインスピレーション」などと表現されていますが・・・)を、さもありがたいもののように恩に着せて垂れ流されるのには、うんざりしちゃうんですよね・・・。


ここで間違ってもらっちゃ困るのは、何も私は「霊界からのインスピレーション」を否定しているわけではない・・ってことです。


だって私、これでもスピリチュアリストだもん!
霊界の存在を信じてますからね。


でも、いわゆる『電波系』人間の流す「電波」って、安っぽいんだもんなぁ〜
チープなのよ、チープ!
いちいちありがたがって、へぇこら聞いてられますかって!




しかし、時計の『電波』は素晴らしいですっ!
正確に時間を刻む時計は、この地球で生きる上では、非常にありがたいものです。
あー、便利だ、便利っ!




・・・と、言いつつ、こうやって「電波時計」が当たり前に普及してしまうと、待ち合わせに遅れた言い訳に、「ごめ〜ん、うちの時計が10分遅れてて〜」などと言えなくなってしまうのも、なんだか寂しいものがあります
江戸時代以前のように、24時間で数えずに、「亥の刻」とか「丑三つ」とか、時間に幅を持たせて呼んでいた頃の人々には、今とはもっと別の、ゆったりした時が流れていたと思いますしね・・・。
あまり便利になり過ぎて、その便利さに縛られるのもどんなもんでしょうか・・・って気もしますね〜




・・・で、それはそうと我が家の新しい目覚まし時計のベル音なんですが・・・、まるで「非常警報」のような凄まじい音で、今朝は本気でビックリ仰天、心臓がひっくり返るかと思って飛び起きました。
時間合わせは「電波」になっても、やっぱり「音」は、昔懐かしい「ベル音」に勝るものはありませんっ!