理系男の文系な過去^^


「我が家の理系男」・・・といえば、言わずと知れたセレフィカさんです。


彼は、ちっちゃな頃は「算数」が得意で、大きくなってからは「数学」を専攻し、オジサンになった今は「システム・エンジニア」をやってます。


「数字」や「記号」を扱っているときの彼は、それはもぅメチャメチャ賢そうに見えます。
「わが夫ながら、この人って、なんて頭いいんだろ〜」と、ほれぼれするほどです。
槇原敬之によく似たその顔も、すんごいイケメンに見えてきます。


・・・し・か・し。


同じセレフィカさんを、私は、一日のうちに何度も「もぅぉ〜、あんたばかぁ〜?」と罵っていることも事実でありまして・・・。


だってさ・・・セレフィカさんって、一度に一つの事しかできないんだもん!
一度に一つの事しか覚えられないしさっ!
一度に一つのことでも、興味がなければ、その記憶は3分も持たないしさっ!




昨日私は、ここに「スピッツ」について書きました。
特に、草野さんが作った詩への、わが熱い想いを語ったわけですが・・・、な〜んと、セレフィカさんときたら、スピッツの歌の詞は、ほとんど「よくわからない」そうなんですよね。
メロディーが好きだから聞いてるだけ・・・とのこと。


あと、私が愛する小川洋子の小説作品も、その大半が「よくわからん」「どういう意味の話なのか理解不能」・・・みたいで・・・。
それでも、私から小川作品を借りて数冊読んでみようとするあたり、なかなか好奇心旺盛というか、私にすればとても嬉しいことなんですが、でも途中で、小川ワールドの不思議世界に耐えられなくなるようで、「あ〜もぉ疲れたから『数学の本』でも読もぉ〜」・・・と、自分のテリトリーに帰っていきます^^


「疲れたから『数学の本』」な〜んて、骨の髄まで「文科系」な私には、到底理解のできない感覚ですが、そんなセレフィカさんには、驚くような過去があるんです。




なんと、彼は、高校時代、何を血迷ったのか知りませんが、「理系コース」ではなく「文系コース」を選択していたそうなんです。
それというのも、「文系コース」を選択しなければ「倫理政経」の授業が受けられなかったからだそうで、たったその一教科「倫理政経」のために、彼は「文系コース」に在籍していたのでした!
そして、イヤミこの上ないことに、常に「数学」の授業中は講義を無視してもっと先を勝手に勉強し、試験では満点をマークし「主席」を取り続け、「理系コース」の人々から、「なんでおまえ『文系コース』なの?」と聞かれていたそうです。
そのたびに彼は、「倫理政経の授業が受けたいから」と答えていたそうですが、そんな理由は誰にも信じてもらえず、大方の見方では、「文系コースだとクラスに女子が多いから、そっちを選んだに違いない」・・・と、思われていたようです!(゚∀゚)


後年「シルバーバーチ」に魅了されスピリチュアリズムへまっしぐら・・・になる彼が、「倫理政経」が受けたくてわざわざ「文系コース」だったのは、なんとなく納得できる気もしますが・・・